超低カドミウム稲を用いた汚染土壌対策の実証

課題名 超低カドミウム稲を用いた汚染土壌対策の実証
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 土壌肥料部
研究期間 継H25~26
年度 2013
摘要 <目的>
、食品衛生法のカドミウム(以下「Cd」)の基準値は,米の基準値が「1ppm未満」から「0.4ppm以下」に改正された。基準値を超えるコメの産出量を減少させるため,現地では湛水管理に取り組んでいるが、湛水管理では砂質土壌のほ場など水持ちの悪いほ場ではうまく管理できないことがある。平成24年3月に(独)農環研が低Cdコシヒカリを開発したことが発表された。本試験はこの低Cdコシヒカリを用いて、汚染土壌における低Cd米生産について現地試験で実証することを目的とする。  <成果> 作物体のCd濃度はT、K市とも湛水管理に近い管理となったため、対照区の玄米Cd濃度も基準値を下回ったが、試験区では定量下限(0.04mg/kg)未満であった。茎葉部も対照区を大きく下回っており、低CdコシヒカリはコシヒカリよりもCdを吸収しないことが確認された。 
カテゴリ 肥料 水管理

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