土壌由来温室効果ガス計測・抑制技術実 証普及事業

課題名 土壌由来温室効果ガス計測・抑制技術実 証普及事業
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 土壌肥料部
研究期間 継H25~30
年度 2013
摘要 <目的>
、 本県農地の土壌炭素量を経時的に調査し,温室効果ガス削減への寄与程度を把握するとともに,有機質資材の連年施用に伴う土壌炭素量・窒素量の変動を把握する。<成果>
、定点調査では,県内一円60地点の農地土壌の土壌タイプ,仮比重,全炭素,全窒素量,および耕種概要等を調査し,県内の水田を土壌群別に比較した結果,土壌炭素量及び土壌窒素量は黒泥土が高く,褐色低地土が最も低く,土壌群の違いにより蓄積される量が異なる傾向にあった。また,水田で前年からの有機物の施用により,土壌炭素量が増加する傾向にあり,有機物の施用が土壌炭素量の増加に影響を与えていることが推察された
、 基準点調査では,灰色低地土の水田および露地畑において,原料の異なる家畜ふん堆肥の連用試験を行なった。毎年堆肥を連用した結果,土壌炭素量及び土壌窒素量は水田では有機物の施用による差はほとんど無かったが,露地畑は堆肥の施用により増加する傾向にあった。収量は,水稲で化成肥料のみよりも有機物を施用した方が高い傾向にあったが,サツマイモの場合は堆肥施用より化成肥料単用が高い傾向にあった。
カテゴリ 土づくり 肥料 水田

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