主要農作物高位安定生産要因解析(作況試験)

課題名 主要農作物高位安定生産要因解析(作況試験)
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 水田利用部
研究期間 継S63~
年度 2013
摘要 <目的>
、水稲・大豆・麦の主要品種について,定期的に生育調査や栄養診断を行うことにより,作物の生育状況を把握し栽培管理指針のための基礎資料とする。<成果>
、【水稲】5/10移植「ひとめぼれ」の出穂期は8月6日(平年差1日早い),成熟期は9月15日(平年差8日早い)。収量は,56.5kg/a(平年比95%)であった。湛水直播では,カルパー区が落水後の高温少雨の影響により出芽揃いが遅れ,全般に生育が遅延し収量が低下した。鉄コーティング区は,茎数及びm2籾数が多く,倒伏程度が高くなったため登熟歩合が低下した。
、【大豆】梅雨入り後の寡少傾向で生育は徒長気味に推移したが,開花期間中の好天により標播では収量は平年並であった。蔓化・倒伏が目立ったミヤギシロメは減収した。晩播では多雨・寡照に加え,7月中旬の低温で初期生育が抑えられ,収量は“平年並”~“やや少ない”であった。収穫前の降雨により紫斑粒が昨年よりも多く,虫害粒,裂皮粒,しわ粒も見られ平年に比べ外観品質は低下した。
、【麦類】11月中旬~3月下旬まで低温傾向で推移し越冬後の生育量は少なかった。最終的なm2当たり整粒数は平年より少なく,低収傾向となった。外観品質は,大麦では平年より良い傾向,小麦では平年より悪い傾向であった。
カテゴリ 栄養診断 栽培技術 しわ粒 水稲 大豆 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる