省資源型花き栽培に対応した生産拡大技術の開発

課題名 省資源型花き栽培に対応した生産拡大技術の開発
研究機関名 秋田県農業試験場
研究分担 野菜・花き部
研究期間 継H22~26
年度 2013
摘要 目的:キクでは、栽培管理の低コスト化のために、電照栽培におけるLED電球の波長の検討、変温管理(EOD-heating:日没後短時間昇温)方法の確立のため処理温度について検討する。またキクでは、需要期集中出荷のために植物成長調整剤を用いた開花調節技術の検討も行う。
、 トルコギキョウでは、冬期出荷における暖房費削減のためにカーボン発熱体による加温方法や遠赤色LED電球による開花促進への影響を試験し、それぞれの資材の有効性を検討する。また、育苗培土への施肥による開花や切り花品質への影響について検討する。
、 リンドウでは、需要期集中出荷のために被覆資材や頭上散水による開花調節技術の検討を行う。
、成果:キクにおける変温管理方法の検討では、開花遅延を起こさない花芽分化期におけるEOD-Heating処理温度と花芽発達期におけるEOD処理時間の検討を行った結果、花芽分化期は最低温度を12℃にした上でEOD処理温度20℃を確保すること、花芽発達期はEOD処理温度17℃を4時間確保することが有効と考えられた。
、夏秋ギクにおけるLED電球の波長の検討では、防蛾効果がある黄色LED電球(県内メーカー試作品)を用いて、開花抑制や切り花品質を調査した結果、黄色LED電球の開花抑制範囲は電球直下から30cm以内であり、範囲内における切り花品質は白色LED電球と同等だったが、照射範囲が狭く、市販化に向けては改良が必要だった。
、キクの開花調節技術の検討では、露地栽培において植物成長調整剤であるジベレリン及び「ビビフルフロアブル」による開花と切り花品質を調べた結果、ジベレリンの破蕾期処理及び「ビビフルフロアブル」の摘蕾期処理は開花時期への影響は認められなかった。「ビビフルフロアブル」200倍で花首伸長抑制効果は認められたが、赤色ギクに退色が見られた。
、トルコギキョウのカーボン発熱体による加温方法の検討では、カーボンロープによる株元局所加温が生育促進に効果があり、消費電力はカーボンフィルムより低く抑えられた。また、遠赤色光LED電球による電照は開花促進と草丈伸長に効果があった。カーボンフィルムと遠赤色光電球とを併用しトンネルの有無で11, 12月出荷について検討した結果、トンネル内局所加温では灰色カビ病が多発し、無トンネル局所加温では開花促進効果が低かったため、カーボン発熱体の秋田県での冬期出荷への利用は困難である。
、トルコギキョウの育苗培土への施肥の検討では、育苗培土へ超微粒被覆憐安加里肥料を施用することで中早生品種の‘レイナホワイト’では初期生育が旺盛となり、育苗日数と在ほ日数が短縮し、ロゼットの発生が減少することで採花率が向上した。切り花品質は、草丈、節数が増加することで向上した。中晩生品種の‘こまちグリーンドレス’でも、育苗培土への施肥によりロゼットの発生がなくなり、採花率が向上した。
カテゴリ 肥料 育苗 きく 栽培技術 市販化 出荷調整 生産拡大 施肥 低コスト トルコギキョウ 品種 りんどう

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