課題名 | 太陽光発電を活用したキク電照栽培システムの確立 |
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研究機関名 |
秋田県農業試験場 |
研究分担 |
野菜・花き部 |
研究期間 | 完(H23)~(H25) |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:1台あたり330W/hの発電能力を有する太陽光パネルを利用したキクの電照栽培について、利用可能面積拡大のために、省エネルギー型の電照方法について検討する。赤色LED電球による間欠電照における電照時間間隔及び品種別の有効性を明らかにする。また、赤色LED電球による波長及びパルス照射がキクの生育および開花への影響を明らかにする。 、 、成果:・電照時間間隔の検討は、「3列・0.1秒間欠」区で慣行の連続点灯区と比較し、開花抑制効果及び切り花品質においてほぼ同等だった。しかし、0.1秒間隔の点滅は、光公害になる可能性があり、注意を要する。間欠電照の品種別の検討は、品種により開花抑制効果や切り花品質が劣る場合があった。 、・赤色LED電球の波長は660nmより640nmの方が開花抑制効果が強く、640nmではパルス光(10msecのduty比50%)でも慣行の白熱電球や赤色LED電球と同等の開花抑制効果が認められた。しかし、作成したLED電球では照射範囲が白熱電球よりも小さく、市販化のためには照射範囲の拡大が必要であった。 、 |
カテゴリ | きく 市販化 省エネ・低コスト化 品種 |