課題名 | 総合的病害虫管理(IPM)による環境負荷軽減生産技術の開発 |
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研究機関名 |
福島県農業総合センター |
研究分担 |
作物保護科 |
研究期間 | 継H23~H26 |
年度 | 2013 |
摘要 | 水稲における試験では、天のつぶの割れ籾率はコシヒカリ、ひとめぼれよりも高かった。斑点米率も天のつぶはコシヒカリよりも高かった。なお、ジノテフラン剤の茎葉散布により乳熟期とその14日後に2回防除したところ、割れ籾に由来すると考えられる鉤合部の斑点米を抑えることができた。これらのことから、天のつぶの栽培において斑点米による落等を避けるためには、畦畔および水田内の雑草管理の徹底や農薬による適期防除等、斑点米カメムシ類への対策を適切に行うことが望ましいと考えられた。 、 、 野菜における試験では、アスパラガス斑点病に対して収穫期間中に使用できる薬剤として、TPN水和剤およびイミノクタジンアルベシル酸塩水和剤の防除効果が高く、散布から8日後接種においても効果が認められた。その他の供試薬剤は、防除効果が低く散布から8日後接種においては効果が認められなかった。また、アスパラガス茎枯病に対しては、立茎直後の感染しやすい時期にアゾキシストロビン水和剤(アミスター20FL)やTPN水和剤(ダコニール1000)などの効果の高い剤をローテーション散布すること、また立茎直後から集中的に薬剤散布を行うことが重要と考えられた。 、 露地アスパラガスでのタイベックシート、ハウスアスパラガスでの赤色防虫ネットはネギアザミウマを一定期間低密度に抑えることができた。 |
カテゴリ | 病害虫 アスパラガス 害虫 雑草 水田 水稲 ねぎ 農薬 斑点米 斑点米カメムシ 防除 薬剤 |