4)土壌診断技術の開発 、 、ア 土壌蓄積養分を考慮した水稲減肥栽培技術の開発

課題名 4)土壌診断技術の開発 、 、ア 土壌蓄積養分を考慮した水稲減肥栽培技術の開発
研究機関名 栃木県農業試験場
研究分担 土壌環境研究室
研究期間 完H21~25
年度 2013
摘要 目的:土壌中の可給態リン酸含有量に応じたリン酸減肥栽培指針を策定する。土壌中可給態リン酸の下限値を把握し、またリン酸施用による影響を評価する。土壌中の交換性カリウム含有量に応じたカリウム減肥栽培指針を策定する。 成果:黒ボク土水田での可給態リン酸含量(トルオ-グ法)が初年目14mg/100gのほ場で、リン酸無施肥を4年間続けると試験5年目の作前で8mg/100g(現行のリン酸基準量施用の下限値10mg/100g以下)となったが、水稲の目標収量540kg/10a以上が確保され、従来の施肥基準に比べてリン酸の大幅な減肥の可能性が示さた。一方、可給態リン酸3~4 mg/100gの場合、5月中下旬の低温により目標収量540kg/100gを確保することができなかった。黒ボク土水田での交換性加里含量が初年目30mg/100gのほ場で、加里無施肥を2年間続けると試験3年目の作前で10mg/100g程度となったが、収量が確保された。
カテゴリ 栽培技術 水田 水稲 施肥 土壌診断

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる