1 水稲新品種育成研究 、3)新食味官能試験評価方法の検討

課題名 1 水稲新品種育成研究 、3)新食味官能試験評価方法の検討
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 育種G
研究期間 完了H25
年度 2013
摘要 目的:従来の食味官能評価法は、日本穀物検定協会が定める検定法に準じ、コシヒカリを標準とした相対評価を行っていた。この評価法では、標準のコシヒカリから逸脱する食味系統は排除されやすく、また標準のコシヒカリより優れる評価がつきにくい傾向があった。近年、実需者からは業務用途として機械への付着が少なく、若者の嗜好に合った、硬くて粒感のある品種が望まれているため、従来までの、軟らかくて粘りの強い品種が優れるとする評価法とは異なる方法が必要となってきた。そこで、新しい食味官能評価法について検討する。
、成果:絶対評価法による評価結果は、おおむね品種特性から予想される結果と一致した。しかし、絶対評価自体が難解であり、評価法としての導入は難しい。相対評価法は、従来法との変更点が少ないため、導入が容易である。さらに、ブレンド米を標準とする相対評価方法は、粘りが強く軟らかい評価となる傾向がみられたことから、評価法として有効である。
カテゴリ 新品種育成 水稲 評価法 品種 良食味

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