9 小区画水田における水稲省力化技術 、実証事業 、1) 簡易基盤整備による省力化機械作業 、技術の実証 、

課題名 9 小区画水田における水稲省力化技術 、実証事業 、1) 簡易基盤整備による省力化機械作業 、技術の実証 、
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 作物栽培G
研究期間 完H25
年度 2013
摘要 、目的:農業者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加による集落機能の低下が懸念される中、将来守るべき農地の保全を図るため稲作作業の省力化を目的に、簡易な農地改良を行い効率的機械作業の実証を行う。
、成果:定常作業の所要時間について、実証圃場では対照圃場に比べ機械作業のうち移植作業において、野々市圃場で17%、羽咋圃場で8%定常作業時間が縮減された。耕起作業、代かき作業、収穫作業では、実証圃場と対照圃場で定常作業時間に大きな差が認められなかった(作業条件が異なり、比較が困難であった野々市の代かきと羽咋の収穫作業を除く)。実証圃場と対照圃場の圃場内の水稲のGI値は、野々市、羽咋とも対照圃場では水口のGI値が、その他の箇所のGI値より低くなる傾向を示した。一方で実証圃は野々市、羽咋とも、水口のGI値は他の箇所のGI値との差が小さく、圃場内のGI値は一定となる傾向を示した。圃場の全刈り収量は、野々市圃場では実証圃場の収量が570kg/10a、対照圃場が535kg/10aとなり、羽咋圃場では実証圃場の収量が403kg/10a、対照圃場が435kg/10aとなった。
、 作業効率について、移植作業において実証圃場の作業時間が縮減される傾向が示された。野々市圃場での移植作業の作業経路の比較から、実証圃場ではスロープを活用することで4筆を1筆に見立てた経路取りが可能となり、1筆ごとに外周作業を行う必要がなくなった。作業の工程を田植機の動作の種類ごとに分類すると、実証圃場では、方向転換のための切り返しの回数が実証圃場に比べ少なくなっており、外周作業の削減に伴う切り返し回数の減少によって植え付け作業の効率が向上し、作業時間の縮減につながったものと考えられる。羽咋の実証圃場では、野々市に比べ移植作業における作業時間の縮減効果が小さかった。羽咋での実証で用いた田植機が8条植であったため、対照圃場において、時間ロスの要因となる切り返しの行程が多くなる外周部の移植を1周で終えることができた(野々市は2周)ため、実証圃場との差が野々市圃場ほど大きくならなかったものと考えられる。このことから、本実証における移植作業の作業時間の縮減の効果は田植機の植え付条数(作業機幅)に影響を受けることが示唆された。

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カテゴリ 省力化 水田 水稲

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