課題名 | 2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の 、 開発 、1)スイカ炭疽病の総合防除技術の開発 、 (3) 効果的な薬剤防除法の開発 、2) 降雨、日光による防除効果の低下 |
---|---|
研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場 |
研究分担 |
生物資源G |
研究期間 | 完H23~25 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:スイカ炭疽病菌の発生盛期は梅雨時期であり、降雨の合間をぬって防除が行われている。本試験では、薬剤をスイカに散布後、降雨によって、どの程度防除効果が低下するかを調査し、効率的な散布間隔についての知見を得る。 、成果:マンゼブ水和剤では、6時間の降雨に3回曝露した場合(総降水量540mm)でも防除価の大きな低下はみられず、耐雨性が高かった。金沢市の2013年6~7月の降水量の合計が511mmであることを考慮すると、本剤散布後の降雨は防除効果にほとんど影響しないと考えられる。ピラクロストロビン・ボスカリド水和剤では、降雨時間が長くなるに従い、防除価が急激に低下した。6時間の降雨に1回曝露した場合(総降水量180mm)に、降雨前に比べて防除価が半減したことから、本剤はのべ180mmの降水量を目安に次回の散布を実施すべきことが示唆された。 |
カテゴリ | すいか 総合防除技術 炭疽病 病害虫防除 防除 薬剤 |