3 光を用いた露地野菜圃場における害虫 、防除装置の開発と利用 、1)緑色LED光源装置を核としたIPM防除体系 、の確立 、 (1) 春播き栽培における効果の実証 、

課題名 3 光を用いた露地野菜圃場における害虫 、防除装置の開発と利用 、1)緑色LED光源装置を核としたIPM防除体系 、の確立 、 (1) 春播き栽培における効果の実証 、
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 生物資源G
研究期間 完H21~25
年度 2013
摘要 目的:従来の光源と比較して省電力かつ長寿命であるLEDを用いて、露地野菜で利用可能なヤガ類防除装置を開発する。本年はこれまでに得られた知見もとに、LED光源装置を核としたIPM防除体系を確立する。ここでは、春播き栽培ブロッコリーにおけるIPM防除体系の効果の検討を行う。
、成果:6月10日の調査で、化学農薬区および無防除区ではヨトウガの発生が確認されたが、IPM区AおよびIPM区Bでは発生が無く、夜間の緑色光照明による防除効果が認められた。さらに、IPM区AおよびIPM区Bでは、無防除区と比較してモモアカアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ、コナガの発生が少なく、光反射マルチおよびリビングマルチによる防除効果が認められた。一方、アオムシに対する防除効果は判然としなかった。以上のことから、緑色LED光源装置と光反射マルチ、リビングマルチを組み合わせたIPM防除体系は、多種の害虫に効果があるものの、アオムシへの防除効果については再検討が必要である。
カテゴリ 病害虫 害虫 だいこん 農薬 ブロッコリー 防除

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