課題名 | 直播圃場で多発する新型ニカメイガの被害を減らす総合的防除技術の確立 |
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研究機関名 |
福井県農業試験場 |
研究分担 |
有機環境部 |
研究期間 | 新H25~27 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目 的:県内で多発している新型ニカメイガの生理・生態を解明し、発生生態に基づく休眠期の耕種的防除を中心とした総合的防除体系を確立する。 、成 果:新規薬剤2剤、各2処理量のカルパー同時コーティングによるニカメイガ第一世代幼虫を対象とした防除効果は、各処理区ともアドマイヤー水和剤150 g/3 kg 種子処理区、無処理区より効果は高かった。また、多発地域においては本田防除の慣行薬剤の一つとしてカルタップ剤が用いられており、近年の多発傾向から慣行薬剤の感受性の低下が懸念されたが、今回の結果から感受性の低下は認められなかった。ただし、カルタップ剤は散布21日後から防除効果が低減するため、収穫期付近まで発生が継続する第二世代幼虫を対象とした防除を行う場合には追加防除を実施する必要がある。 |
カテゴリ | ニカメイガ 防除 薬剤 |