| 課題名 | リン酸・加里の施肥効率を高める肥培管理技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
山梨県総合農業技術センター |
| 研究分担 |
環境保全・鳥獣害対策科 |
| 研究期間 | H22~25 |
| 年度 | 2013 |
| 摘要 | 同一トンネル・マルチを活用したレタス・スイートコーン2作1回施肥体型ではスイートコーンの生育が安定しないことがわかった。この原因としてはレタスが繁茂しスイートコーン播種期に十分に地温が確保できなかったことや、レタスとスイートコーンとの相性などが考えられ、レタスの作付時期など検討する必要がある。 、試験に用いたLP70はスイートコーン収穫時期、LPSはキャベツの収穫時期までに十分な成分が溶出せずに残留する傾向であった。スイートコーンは、無窒素区を除く全ての区において十分な収量を確保できたが、キャベツは改善3割減区とLP70抜き区では生育が劣った。 、5作目のハクサイでは、土壌の可給態リン酸やリン酸施用の有無による収量等への影 、響は見られなかった。6作目の一重スイートコーンでは、可給態リン酸が適正な区においてリン酸を減肥した場合のみ、減収が認められた。年数経過に伴い初期値の違いによる土壌可給態リン酸の差は小さくなり、リン酸無施用では40~60mg/100g、リン酸施用では60~90mg/100gの範囲に集約する傾向であった。 、5作目のブロッコリーでは、可給態リン酸の違いによる収量・養分吸収量への影響は見られなかった。6作目のタマネギでは、可給態リン酸が高いほど、収量・リン酸吸収量が増加し、リン酸施用による増収効果も全ての区において見られた。土壌の可給態リン酸に対するリン酸施用の影響はごくわずかであり、初期値の違いに関わらず、無リン酸栽培では10~20mg/100g、リン酸施用の場合は20~30mg/100gの範囲に可給態リン酸の値が集約する傾向であった。 、 |
| カテゴリ | キャベツ 施肥 たまねぎ はくさい 播種 肥培管理 ブロッコリー レタス |