課題名 | 水稲・麦・大豆等普通作物の栽培に関する素材開発研究 、5.水稲の雑草防除技術の開発 、(3)麦類および大豆における難防除雑草の防除技術の確立 |
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研究機関名 |
長野県農業試験場 |
研究分担 |
作物部 |
研究期間 | 継H25~29 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:ほ場内および周辺でアレチウリの省力的な管理技術を開発する。ヤグルマギクに対して高い防除効果があるホルモン系除草剤の適応条件、使用方法を確立する。両雑草の被害エリアの可視化と拡大予測技術開発のため、河川と周辺農地におけるモニタリング技術の検証を行う。 、成果:1)大豆ほ場内で8月中旬までに出芽したアレチウリは、引き抜きが容易なため機械除草で効果が期待できる。農耕地周辺ではDBN粒剤の蔓伸長期処理により防除が可能であった。GPSナビゲーターで地上調査した結果、大豆ほ場ではまん延拡大し、河川敷周辺では堤内外の管理が不十分な農地へ拡散していた。2)麦現地ほ場において、新たにノハラジャクの多発を確認した。3)帰化アサガオ類の防除で、大豆バサグラン液剤処理が適期を逸した場合でも、非選択性除草剤の畦間株間処理等により防除が可能であった。4)場内ほ場および現地ほ場で水稲、麦、大豆の組合せ輪作による難防除雑草種子の死滅効果は、水稲連作で効果が高かった。5)現地多発ほ場における春期および秋期の蒸気除草では、土壌表面種子の休眠覚醒効果で作付前の種子数が減少することにより、大豆栽培期間中の埋土種子数が減少する傾向にあった。6)越冬中の不耕起状態維持は、マメアサガオ種子を有意に減少させた。 |
カテゴリ | 病害虫 あさがお 管理技術 雑草 GPS 除草 除草剤 水稲 大豆 難防除雑草 防除 モニタリング 輪作 |