課題名 | 生物多様性の保全に配慮した水田魚道の生態学的評価 |
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研究機関名 |
岐阜県河川環境研究所 |
研究分担 |
生態環境部 |
研究期間 | 継H24~28 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:水田や農業用水路を核とする水田生態系は多くの生物を育んできたが、生産性や効率性を重視した近代稲作農業 (用排分離、コンクリート水路の整備など) により、水田環境を利用する多種多様な生物が減少傾向にあることから、魚類等の繁殖・成育の場としての水田の機能を復元するため、農業排水路の魚類相、水田での繁殖状況等を総合的に評価することにより、水田魚道の効果的な設置条件を検討する。 、成果:1)32水系174地点の農業排水路で魚類相調査を実施し、水田魚道を利用する魚種の県内における分布状況や生息条件を明らかにした。2)県下に設置された8か所の水田魚道のうち2か所で遡上状況を調査し、タモロコ、ドジョウの遡上及び繁殖を確認した。 |
カテゴリ | 水田 繁殖性改善 |