課題名 | 耐凍性強化によるクリの安定生産技術 |
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研究機関名 |
兵庫県立農林水産技術総合センター |
研究分担 |
農業技術センター農産園芸部 |
研究期間 | 継H23~27 |
年度 | 2013 |
摘要 | (目的)優良品種の導入安定生産を進めて本県産クリの生産拡大を図るため、耐凍性強化技術を開発する。 、(成果)耐凍性の樹体要因では同一台木への接ぎ木位置(高さ)が10cmおよび30cmに対して50cmで穂木の枝水分が少なく、耐凍性が高い傾向がみられた。 、 現地ほ場における凍害発生要因では土壌の硬さ、透水性や樹勢と過去の凍害発生程度に強い関係が示唆された。また、土壌水分や枝水分は褐色森林土で多く、黄色土で少ない。灰色低地土では大きな園地間差があり、多い園は過去の凍害の多発園であった。 、 耐凍性強化技術の確立においては、好適な断根処理法により処理2週間後から枝水分の低下傾向がみられた。人力処理でも、枝水分の減少効果がみられる。 、土壌管理法の検討についえは、平畝と比べて高畝や高盛、さらに高畝マルチ区で土壌水分や枝水分が少なく、芽の耐凍性は高畝マルチ区でやや高い。樹体の生育は平畝より高畝で優ることが判った。 、 |
カテゴリ | くり 生産拡大 台木 接ぎ木 凍害 品種 |