課題名 | 広葉樹の菌根菌感染苗生産試験 |
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研究機関名 |
兵庫県立農林水産技術総合センター |
研究分担 |
森林林業技術センター資源部 |
研究期間 | 継H20~27 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:自然攪乱を起こしにくく、積悪地にも強い菌根菌感染苗木の実用化に向けて、生産体制の調整および導入指針の作成を検討する。また、他のブナ科樹種での菌根菌感染方法の検討を行う。 成果: 、・植栽地の追跡調査を行ったところ、一般のフルイ苗に比べ、菌根菌感染苗木の成長は良好であった。特に、より尾根筋に近い調査地において差異が見られた。 、・苗木生産業者の畑にて感染コナラ苗を2,000本作成し出荷した。 、・植栽地の追跡データおよび過去のデータから、菌根菌感染苗木の植栽可能範囲を検討したところ、根系が入る表層土層が、20cm以上あるところでの植栽は成功する可能性が高いことが考えられた。 、・ウバメガシの堅果を育苗箱に播種し、箱の中心に感染苗を植え、感染を試みたところ、ほぼコナラと同様に菌根菌に感染することがわかった。 、 、 、 |
カテゴリ | 育苗 出荷調整 苗木生産 播種 |