優良桃・梅園を再生させる低コスト・省力的連作障害回避技術の開発

• 研究機関名: 和歌山県果樹試験場かき・もも研究所
• 研究分担: かき・もも研究所; うめ研究所
• 研究期間: 継H24～26
• 年度: 2013
• 摘要: 目的：モモ・ウメの連作障害に対して、簡易に有害土壌微生物を低減する技術開発とモモ、ウメの伐採樹等から土壌に残った生育阻害物質を効率よく吸着できる炭化物を作出する方法を検討することで、低コストで省力的な連作障害回避技術を開発する。 成果：モモの低濃度エタノール処理によるモモ苗木の連作障害軽減効果は、8月中旬および9月上旬処理では高かったが9月下旬処理では低く、また濃度1％および2％のエタノール処理を比較すると、濃度が高いほうが連作障害軽減効果が高いことが認められた。; 、 モモを連作している現地園（灰色低地土、褐色森林土、褐色低地土）において樹体生育を比較したところ、樹体の大きさは灰色低地土＜褐色森林土＜褐色低地土の順であり、灰色低地土では連作障害の度合が強いと考えられた。
• カテゴリ: うめ 低コスト もも 連作障害