課題名 | 冷蔵による4月出し貯蔵ミカンの検討 、1 貯蔵環境条件の把握 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
府中果樹研究所 |
研究期間 | 継H25~H27 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:冷蔵施設を用いた中生・晩生温州ミカンの4月に出荷可能な貯蔵環境条件等を検討し、市場のニーズに対応できる生産販売体制を支援する。 、成果:1)冷蔵貯蔵前の予措程度(予措無し、3%予措、5%予措)と冷蔵貯蔵温度(5℃、8℃)について検討した結果、予措程度については冷蔵貯蔵中の果実品質への影響は見られなかったが、冷蔵貯蔵温度は5℃で管理した場合に減量歩合が低くなった。 、2)冷蔵貯蔵庫の庫内温度は4月下旬まで5℃ないし8℃で管理でき、好適な温度条件を維持できると考えられた。庫内湿度は4月下旬まで85~90%程度で好適条件より高く推移したため、一部で予措戻りが見られた。 、3)出庫時の順化方法については、主要品種の「青島温州」および「大津四号」では、5℃貯蔵後に7℃までの2日間および17℃までの12日間の順化処理をし、出庫10日後に果実品質を比較した結果、腐敗等果皮障害果発生率は、17℃で順化した方が低かった。 |
カテゴリ | 温州みかん 出荷調整 障害果 品種 |