課題名 | 暑熱ストレス評価法の確立および暑熱ストレス軽減化手法の開発による家畜生産効率向上に関する試験 |
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研究機関名 |
佐賀県畜産試験場 |
研究分担 |
大家畜部 |
研究期間 | 継H22~26 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:暑熱ストレスに関連した繁殖機能阻害要因の解明を行い、年間を通した繁殖性及び生産効率の向上をはかるとともに、新たな受精卵移植技術の開発により受胎率向上を目指す。 、計画:暑熱期に牛体内の改善効果が見られたバイパスナイアシンの繁殖性に及ぼす効果および暑熱期に繁殖性が低下する要因の検討 、成果:人工授精において、黒毛和種では給与区のAI回数が有意に減少し、空胎日数も減少した。ホルスタイン種では、給与区の受胎率が向上した。採卵成績は、無給与下に比べ、正常卵率と分割した卵に占める正常卵の割合が向上し、給与による子宮環境の改善効果が示唆された。また、遊離脂肪酸添加の培地での体外受精では丘細胞の膨化不良による変性卵子率の増加と発生率の低下が認められた。 |
カテゴリ | 受精卵移植 受胎率向上 繁殖性改善 評価法 |