課題名 | 優秀乳用後継牛の効率的作出を目的とした新技術開発 |
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研究機関名 |
宮崎県畜産試験場 |
研究分担 |
家畜バイテク部 |
研究期間 | 新H25~H27 |
年度 | 2013 |
摘要 | 受精卵移植技術を活用して意図的に雌産子を得るためには、受精卵による性判別と選別した雌精液を用いる必要があるが、性判別受精卵はフィールド融解できる凍結法が確立されていないため、普及の妨げとなっている。一方、性選別精液は精子数が少ないため、通常精液と同様の利用方法では正常胚率の低下が問題となっている。そこで、性判別受精卵の凍結保存法の確立と、性選別精液を用いた効果的な過剰排卵処理技術を確立する。 、成果:酪農経営において、乳用後継牛の効率生産による経営安定が見込まれる。 、(1)耐凍剤の検討を行った結果、グリセリンを5%低濃度した場合シュクロース濃度を上げることで、受胎率の改善がみられた。 、(2)PG・GnRHを一日遅らせる過剰排卵プログラムにおいて、泌乳期で正常胚率の増加がみられた。 、(3)のべ5頭の現地実証OPUを行い、移植可能胚の総数は17個であった |
カテゴリ | 経営管理 受精卵移植 乳牛 |