課題名 | 飼料用米、稲発酵粗飼料及び生米ぬか等による国産飼料100%給与を目指した牛乳生産技術の開発 |
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課題番号 | 2012021076 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 栃木県畜産酪農研究センター |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2012 |
摘要 | 乳牛へ米ぬかを最大限給与するための飼料加工形態や給与限界等を明らかにするため、泌乳中期の乳牛を供試し、生米ぬか15%を加えた対照区、米ぬかペレットを15%加えたP15区、米ぬかペレットを20%加えたP20区の3試験区を設定し、TMRでの飼料給与試験を実施した。その結果、日乳量は、P15区が対照区やP20区に比べ高い傾向を示した。生乳生産費のうち乳代金―飼料費は、P20区が他の2区に比べ低く、乳飼比は、P20区が他の2区に比べ高い値を示した。以上のことから、泌乳中期の乳牛へ給与するTMRの米ぬかの加工形態や給与割合は、ペレットに加工し、給与飼料乾物中15%を限度に給与すべきことが明らかとなった。 |
カテゴリ | 加工 飼料用米 乳牛 |