地下水位制御システムにおける業務加工用野菜の生産性の向上と輪作体系の確立

課題名 地下水位制御システムにおける業務加工用野菜の生産性の向上と輪作体系の確立
課題番号 2012021212
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所
全国農業協同組合連合会
研究期間 2010-2014
年度 2012
摘要 FOEASを施工した千葉、神奈川、滋賀の現地水田圃場において、業務加工用野菜の生産性向上と輪作体系の導入を目的に、稲、大豆、タマネギ、バレイショ、サトイモ他を用いた実証評価を行った。千葉県ではサトイモの収量が慣行と同等であることを確認し、水田作業と競合が生じにくいサトイモを有望品目とした。滋賀県ではバレイショ-大豆の1年2作体系に取り組み、昨年大豆栽培中に残った前作のバレイショくずイモ(野良イモ)が、大豆の品質低下の一因となった。そのため、翌年はくずイモの場外撤去を徹底し、大豆播種前に田面まで地下水位を上昇させてイモの腐敗を促進させることで、野良いも発生を抑制できた。また、湿田地帯であってもFOEASを導入することで、いずれの品目でも目標収量(大豆250㎏/10a、バレイショ3.0t/10a)を超え、現地導入の可能性を明らかにした。神奈川県では、生産性向上を可能とする地下水位を明らかにするため、地下水位制御(地表面-60㎝、-30㎝)設定によるキャベツ、バレイショ、タマネギ、レタスの生育差異を調査した結果、生育期間を通じて地下水位-60㎝区でいずれの品目も生育が優れることを明らかにした。
カテゴリ FOEAS 加工 キャベツ さといも 水田 大豆 たまねぎ 播種 ばれいしょ 輪作体系 レタス

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