課題名 | ロボット用防除機の開発 |
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課題番号 | 2012021270 |
研究機関名 |
国立大学法人 北海道大学 |
研究期間 | 2010-2012 |
年度 | 2012 |
摘要 | ロボットトラクタで防除作業のできる防除機の開発が目的である。供試機には,イタリアARAG社のCAN-BUSベースの制御システム(Bravo 300)が装備されていた。このCAN-BUSのメッセージコマンドを解析し,ISO11783で使用できるよう翻訳した。外部入出力情報である,ブームの開閉および流量設定,噴霧のON/OFFをパソコンベースで自動制御できるようにした。 平成24年度の研究途中で,ARAG社がISO11783準拠の制御システムを市販化するとの情報を得たので,そのシステムを購入した。メッセージの解析を進めると,ISO11783に完全に準拠しているわけではなく,制御コマンドを翻訳する必要が生じた。現在,これを解析中である。 タンク内の水の残量を知るために圧力センサを取り付け,キャリブレーションを行った。 ブーム開閉時,全開にするとブーム先端が地面に接触する恐れがあるので,近接スイッチをブーム関節部に取り付けてブームの開閉角度が一定になるようにした。 |
カテゴリ | 自動制御 市販化 防除 ロボット ロボットトラクタ |