課題名 | (DREB遺伝子等を活用した環境ストレスに強い作物の開発) 陸稲への遺伝子導入および形質転換陸稲系統の環境ストレス耐性評価 |
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課題番号 | 2012021645 |
研究機関名 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター 国際熱帯農業センター |
研究期間 | 2007-2012 |
年度 | 2012 |
摘要 | 陸稲品種Curingaの形質転換系統の選抜及び種子保存を行い、新たに4種の遺伝子構築物 (ubi: AtGolS2-IRES-RD17、oshox24:OsNAC6、 oshox24:AREB1、oshox24: AREB2)について固定系統(T3)を得た。 サンタロサ隔離圃場の乾季天水栽培条件下で、6種の遺伝子構築物(osNAC6:OsNAC6, lip9:AREBQT, osNAC6:AREBQT, ubi:GOLS2, ubi:RD17, Ubi:DREB2Aca)を導入した組み換え系統は、非組み換え体に比べ12‐40%収量が高いことが認められた。特にubi:GOLS2 とOsNAC6:AREBQTの形質転換系統の収量が高く、有望系統が多かった。ubi:GOLS2を導入した4系統が、非組み換え体と比べて40%以上収量が高いことが認められた。また、CIAT本部圃場の雨よけシェルターを用いた乾燥耐性評価では、 pBIH-OsNAC6:OsNAC6, ubi:GOLS2 及び OsNAC6: OsSCFZF2 を導入した系統のバイオマス及び収量が非組み換え体に比べて高かった。サンタロサ及び雨よけ施設での4回の実収量を基にした評価結果から、16の有望系統を選抜した。 |
カテゴリ | 乾燥 栽培条件 品種 陸稲 |