寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性QTLの探索

課題名 寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性QTLの探索
課題番号 2012022127
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
北海道総合研究機構
研究期間 2011-2014
年度 2012
摘要 (1)スズマルBC系統の品種化に向けた特性調査については、生産力試験、特性検定および、系統の維持・選抜を実施した。DNAマーカーにより導入したわい化病抵抗性およびダイズシスト線虫抵抗性は、期待どおりの特性を示した。わい化病抵抗性遺伝子を導入した「中育67号」は「スズマル」より低収で倒伏が多かった一方で、わい化病抵抗性遺伝子Rsdv1をもたない「中系563号」は「スズマル」並の農業特性が確認できた。「中育67号」および「中系563号」について納豆加工適性試験を行い概ね「スズマル」並の適性をもつことを確認した。わい化病無防除試験では、わい化病抵抗性遺伝子Rsdv1を導入した「中育67号」では、無防除条件でも10%程度の発病率に抑えられることを確認した。
(2)戻し交配を使った病害虫抵抗性強化系統の育成については、「中育60号」を反復親とした1組合せおよび「いわいくろ」を反復親とした1組合せについて、計画通り交配、集団養成、および個体選抜を行った。
(3)開花期耐湿性のQTLの探索については、次年度の解析に向けて計画通り耐湿性解析用RILs中交2038(トヨハルカ:耐湿性弱×植系32号:耐湿性強)を195系統増殖・世代促進した。
カテゴリ 害虫 加工適性 寒地 耐湿性 大豆 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 防除 わい化

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S