課題名 | 有機質資材のマルチと耕種・機械的防除を活用した水田雑草防除体系の確立 |
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課題番号 | 2012022235 |
研究機関名 |
(独)農研機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2009-2012 |
年度 | 2012 |
摘要 | 有機物マルチによる水田雑草防除において、米ヌカ100kg/10aとの併用によってコナギ防除に必要な焼酎廃液濃縮液の施用量を半減できること、また、この防除法を用いた有機水稲栽培の継続における許容水準は、乾土100当たりのコナギの埋土種子数が30粒であることを明らかにした。水田内におけるコナギの種子生産量を測定し、水稲群落内に田植え後15日目以降に発生した個体は果実の大半が未成熟となるが、水稲群落外では田植え後45日目に発生した個体でも成熟した種子を生産できることを明らかにした。さらに、有機質資材として米ヌカを用いた圃場では除草機による除草が容易であるが、焼酎廃液濃縮液を用いた圃場では土壌が膨軟化して田面が高くなり、十分な除草効果が得られない場合があることを明らかにした。 |
カテゴリ | 土づくり 肥料 病害虫 雑草 除草 除草機 水田 防除 |