課題名 |
ロボット用施肥・播種機の現地適応性 |
課題番号 |
2013023454 |
研究機関名 |
国立大学法人 北海道大学
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研究期間 |
2013-2014 |
年度 |
2013 |
摘要 |
市販の施肥・播種機を改造してロボットトラクタで施肥・播種作業が行えるシステムを構築した。種子および肥料のタンク内の残量は超音波センサー,種子の排出量は光ファイバーセンサー,種子および肥料の排出不良は排出ポートに取り付けたフォトセンサ―で施肥播種機の状態量を検知できるようにした。これらの情報は,農研機構が開発したワンチップマイコンであるNARO-CAN BOARDを使用して製作したECU(Electric Control Unit)に取り込めるようにした。さらに,別のECUにISO11783規格に準拠したプログラムを実装させて,作業機の状態をISO-BUS経由でロボットトラクタと情報通信できるシステムを構築した。タンク内の種子・肥料の残量があるしきい値以下になった場合,あるいは種子・肥料の排出ポートが詰まった場合には,ロボットトラクタが停止する。種子の排出量とロボットトラクタの走行速度(GPSで計測)と走行軌跡から,播種マップが作製できることを確認した。
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カテゴリ |
肥料
GPS
施肥
播種
ロボット
ロボットトラクタ
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