課題名 |
飼料用米・稲発酵粗飼料用品種のいもち病抵抗性の解明 |
課題番号 |
2013023494 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター
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研究期間 |
2010-2014 |
年度 |
2013 |
摘要 |
水田等において飼料用稲は、その用途のため、多肥で、農薬による病害防 除が限られた条件で栽培される。しかし、この様な条件は、主要病害であるいもち病等の多発生を助長し、一部地域では本病のため、飼料稲の栽培が難しくなっている。そこで、飼料用に育成された稲品種・系統の栽培を安定な ものとするため、これらの品種・系統のいもち病等の抵抗性を評価した。本年度は、各育成地が育成した飼料用米・稲発酵粗飼料向きの11品種・系統について、いもち病真性抵抗性遺伝子型および圃場抵抗性程度の推定を行った。その結果、抵抗性遺伝子Pitを持つことが推定されるものが2系統、Pibを持つことが推定されるものが4系統あり、そのほか、Pita-2やPi20の存在が示された。また、圃場抵抗性程度では、基準となる日本晴や愛知旭と比較して、抵抗性程度が強いと判定されたものが、2系統見いだされた。
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カテゴリ |
病害虫
いもち病
飼料用米
飼料用作物
水田
抵抗性
抵抗性遺伝子
農薬
品種
防除
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