課題名 | 寒地における飼料作物有望系統の適応性評価(根釧地域での適応性の評価) |
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課題番号 | 2013023509 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 北海道立総合研究機構根釧農業試験場 |
研究期間 | 2011-2014 |
年度 | 2013 |
摘要 | オーチャードグラスの地域適応性検定試験では、「北海30号」、「北海31号」とも、、出穂始は同程度であった。年合計乾物収量の対「ハルジマン」比は「北海30号」が102%、「北海31号」が107%であった。秋の被度は各品種系統とも95%以上であり、欠株等の問題は発生しなかった。耐寒性特性検定試験における耐病性は両系統とも「ハルジマン」並、耐寒性は「ハルジマン」並かやや劣る程度と判断された。 トウモロコシの地域適応性検定試験では、「北交84号」及び「北交87号」は、「デュカス」に比べて、収量性が並またはやや優れ、すす紋病抵抗性が優れる。根腐病の病徴を呈する個体が散見された点を除き、やや有望であった。密植適性試験では「北交84号」及び「北交87号」は、いずれも密植による増収傾向が認められたことから、密植耐性を備えていると考えられた。現地選抜試験では試験交配系統のうち1系統、親系統のうち4系統が有望と考えられた。 |
カテゴリ | 寒地 飼料作物 耐寒性 抵抗性 とうもろこし 根腐病 品種 |