飼料用米等自給飼料の機能特性を活用した暑熱期における繁殖豚の飼養技術の開発

課題名 飼料用米等自給飼料の機能特性を活用した暑熱期における繁殖豚の飼養技術の開発
課題番号 2013023593
研究機関名 山形大学農学部
熊本県農業研究センター
研究期間 2010-2014
年度 2013
摘要  これまでに明らかにした飼料用米の給与方法(粒度2mm以下に粉砕した玄米をトウモロコシの50%代替、飼料全体の33%配合)や米焼酎粕濃縮液(原液を水で2倍希釈したものを1日2L添加)の効果を検証するために、熊本県内の一農場(一貫経営、繁殖母豚70頭)において、平成25年8月~10月に実証試験を実施した。試験期間中の畜舎内の平均温度は24.4℃で、一日の最高温度の平均は27.5℃であった。
 授乳中の交雑種(LW種)繁殖母豚(すべて1産目)6頭を、3頭ずつ試験区(飼料用米33%配合+米焼酎粕濃縮液添加)と対照区(トウモロコシ67%配合+水添加)に配置し、分娩翌日から離乳までの授乳期間中(21日間)試験飼料を給与した。
 試験区では対照区に比べ、離乳時の一腹子豚総体重が有意に大きく、また有意差はなかったものの、子豚1頭当たりの平均増体量や子豚の生存率が良好であった。また、離乳後初回発情時の受胎率には差がなかった。
 これらのことから、飼料用米を33%配合した飼料および米焼酎粕濃縮液を、暑熱期の授乳豚に給与した場合、子豚の生存率や増体といった生産性の向上をもたらす可能性があることが示唆された。
カテゴリ 経営管理 飼料用米 とうもろこし 繁殖性改善

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