秋田県北部の事例をもとにした飼料用米生産の農業経営と地域社会に与える効果との比較

課題名 秋田県北部の事例をもとにした飼料用米生産の農業経営と地域社会に与える効果との比較
課題番号 2013023596
研究機関名 山形大学農学部
弘前大学農学生命科学部
研究期間 2010-2014
年度 2013
摘要 1「水田利用方式に関わる経営調査」においては、
 地域内でも水田の面的担い手層として目される10ha以上層の25経営を分析対象として、規模拡大や技術採用の相違を検討した。
 具体的には、①大規模層を中心に飼料用米への取り組み、系統外の主食用米の出荷が多い。他方中規模層について系統出荷が多く、昨年急増し備蓄・加工用米への対応が中心である。②土地利用は水稲+大豆を中心とした対応が大規模層を中心に多く、飼料用米を用いた輪作体系は、模索されているものの未確立の状態とみられる。③飼料用米に取り組むに当たって、低コスト志向は高く、省力化技術の採用が進んでいる。ただし、今後の交付金支払いが収量に応じた支払いとなることから、収量変動のリスクがあると判断された技術が忌避される傾向がある。
2「事例経営における生産費の検討と経営評価」においては、
 協力耕種経営の経営成果データをもとに、コスト低減技術の生産費試算とその評価を検討した。
 具体的には、①データ提供の依頼とその収集、数値の確認作業を実施した。②採用される技術選択肢をヒアリングにより確認し、経営モデル設計にあたっての基礎資料を作成した。
3「連携畜産業者における原料調達と利用実態の調査」においては、飼料用米を給与している養豚業者2社を対象として、その実態についてヒアリング調査を実施した。
 具体的には、①原料調達構造(飼料用米の購入ルート)が異なることを確認した。②企業戦略の一環として、飼料用米の利用を継続している点を確認した。
カテゴリ 加工 規模拡大 経営管理 経営モデル 出荷調整 省力化 飼料用米 水田 大豆 低コスト 輪作体系

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