課題名 | G 森林の生物多様性の保全と評価・管理・利用技術の開発 |
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課題番号 | 2014025668 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
小泉透 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2014 |
摘要 | 新たなナラ枯れ管理手法として開発した「大量集積型おとり丸太法」は、ナラ枯れ被害の軽減、被害木の木材利用、伐倒処理後の森林の更新の3つの側面において有効であることを明らかにした。この成果は、今後のナラ枯れ防除対策に大きな技術革新をもたらすことが期待される。植物の種子生産の豊凶メカニズムについて、窒素資源がブナの種子生産の豊凶の制限要因であること、種子生産の炭素源が貯蔵炭素ではなくその年の光合成生産であることを明らかにした成果は、学術面で世界的に高い評価を得ており、応用面でも今後の気候変動に対応したブナ林の天然更新や保全技術の開発など、幅広い分野で活用が期待される。 |
カテゴリ | 防除 |