課題名 | 3.開発途上地域の農林漁業者の所得・生計向上と農山漁村活性化のための技術の開発 |
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課題番号 | 2014025661 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
安藤益夫 銭文佳 中原和彦 小杉昭彦 野田巌 首藤宏幸 |
協力分担関係 |
国立農林業研究所(NAFRI ラオス) |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2014 |
摘要 | ラオス中山間地域を対象としたプロジェクトでは、共通研究サイトとして選定したNameuang村における土地条件及び土地利用実態の解明に基づき、適正な畑地利用を目指した技術開発と集約的複合経営を目指した取りまとめを行った。山地丘陵における陸稲及びその他の作物の生産性向上技術、畜産や果樹生産と組み合わせた複合経営システムの構築を進めた。また、水資源活用技術及び施肥技術の提示等で、水稲作安定化と収量向上のための方策を示した。更に、非木材林産物や動物性食材の採取・活用に関する実態を解明し、農民の食生活や収入に対する役割を明らかにし、地域資源管理の重要性に対する農民の意識の向上に貢献した。 ラオスにおける成果の活用に関しては、カウンターパート機関の設立記念式典においてラオス農林大臣へ成果の説明を行った。また、共通研究サイトでの農民説明会と展示圃場の設置、郡レベルの行政機関での成果展示室の設置等を通し、実用的な技術や生産システムに対する農民・行政担当者らの理解を深めると共に普及に努めた。 |
カテゴリ | 経営管理 収量向上 施肥 中山間地域 陸稲 その他の作物 |