課題名 |
障害に強く高品質で安定生産可能な北海道米品種の開発促進 |
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
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研究分担 |
研究部水稲G
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研究期間 |
新H26~31 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:水稲の中期世代(生産力検定試験(生本・生予)供試系統)の選抜強化により、耐冷性・耐病性に優れる良食味品種の開発を促進する。有望系統、品種の特性を明らかにし、奨励品種決定の資とする。、成果:1)中期世代における極良食味系統育成の選抜強化、1)耐冷性検定の結果、生本材料では10系統を“極強”、25系統を“強”と判定した。生予材料では“強” 以上の育成系統が94%を占め、154系統を“極強”、120系統を“強”と判定した。、2)葉いもち圃場抵抗性検定の結果、生本材料では15系統を“強”、20系統を“やや強”と判定した。生予材料では“強”判定は全体の57%(169系統)を占め、77系統を“やや強”と判定した。、3)穂いもち圃場抵抗性検定の結果、生本材料では1系統を“強”、18系統を“やや強”と判定し、“やや弱”以下の系統はなかった。生予材料では33系統を“強”、66系統を“やや強”と判定し、42系統は “やや弱”以下であった。、 4)割籾率を調査した結果、生本材料では「ゆめぴりか」並以下で割籾率20%未満の材料が全体の71%(20系統)を示した。生予材料では割籾率20%未満の材料が全体の47%(82系統)を占めた。、5)食味・品質検定の結果、「ななつぼし」「ゆめぴりか」よりタンパク質含有率の低い6%未満の材料が生本材料で全体の50%(13系統)、生予材料で全体の52%(45系統)を示した。当該系統の大半は「な なつぼし」並以上の食味総合値を示した。、 6)以上の特性評価と生育および収量調査結果に基づき、生産力検定本試験供試系統から、「上系12148」「上系13042」を新配付候補系統「上育469号」「上系470号」としてそれぞれ選抜した(表3)。なお、 両系統ともに本課題で評価対象とした形質の当初目標を達成している。、2)地域適応性検定試験、 (1)各育成地の有望系統を現地で評価した。「空育181号」をやや有望とした。、
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カテゴリ |
水稲
抵抗性検定
品種
良食味
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