転移因子を指標にしたイネ穂ばらみ期低温感応性評価システムの開発 、イネの低温鈍感力強化による新たな耐冷性育種法の開発

課題名 転移因子を指標にしたイネ穂ばらみ期低温感応性評価システムの開発 、イネの低温鈍感力強化による新たな耐冷性育種法の開発
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
研究分担 研究部水稲G
研究期間 完H22-26
年度 2014
摘要 目的:穂ばらみ期に低温に曝されたときには、むしろ耐冷性弱品種の方で多くのストレス耐性遺伝子の発現が誘導される。耐冷性強品種では、ストレス耐性遺伝子はほとんど誘導されず、常温時と変わらない発現パターンを維持していると推定され、この現象を「低温鈍感力」と名付けた。北海道大学では、温度反応をする転移因子についての知見を活用し低温ストレスに対する転移因子の感応性の評価法を開発する。本課題は、低温鈍感力をもたらす仕組みを解明し、その評価法を確立し耐冷性育種選抜に活用できる手法を開発するものである。、成果:1)A58系統とインディカI33系統のRILを使って上川農業試験場で冷水掛け流し処理を施し、花粉稔性の耐冷性に関わるQTLが、染色体10番にA58系統の対立遺伝子に耐性を示す領域を見いだした。、2)A58系統とインディカ系統との交雑した8つの組合せ後代のF2とF3集団を使って、冷水掛け流し処理し、種子稔性12%以上の個体が優先的に染色体5番と6番の領域を持っていることを明らかにした。、3)これまでの低温処理によって得られたマイクロアレイデータを総括して、耐冷性の系統群で発現変動する108種類の因子と感受性の系統群で変動する8種類の因子を特定した。、
カテゴリ 育種 評価法 品種

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