2 低コスト・安定生産技術の開発に関する試験、(3) でん粉原料用馬鈴しょ「コナユキ」の安定多収栽培法の開発、

課題名 2 低コスト・安定生産技術の開発に関する試験、(3) でん粉原料用馬鈴しょ「コナユキ」の安定多収栽培法の開発、
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場
研究分担 研究部生産環境グループ
研究期間 完   平成24年~26年
年度 2014
摘要  a 試験目的:馬鈴しょ新品種「コナユキ」の小粒塊茎を減らし安定多収化させるための栽培法を開発する。、 b 試験方法:、 (a) 安定多収のための窒素施肥法の検討、  多様な地域・土壌条件下(場内・3市町、火山性土・低地土・泥炭土)で基肥、開花期追肥、終花期追肥の窒素施肥量をそれぞれ2~3水準設定し、適宜掛け合わせた試験区を設置。場内試験では平成25年から催芽期間処理を併設。窒素吸収過程、窒素追肥の効果、追肥時期の影響、泥炭土における対応について検討。、 c 成績の概要:、 (a) 「コナユキ」の窒素吸収量を同一条件で栽培した「コナフブキ」と比較すると、開花期には「コナフブキ」よりも有意に多いものの、それ以降は同等に推移することから、「コナユキ」に対する窒素施肥量は「コナフブキ」と同程度で十分と推察された。、(b) 「コナフブキ」の推奨施肥法に準じ、多様な地域・土壌条件下で、開花期に窒素4kg/10aを追肥した「コナユキ」追肥区のでん粉収量は、普通掘において基肥のみの標肥区よりも平均5%増収した。、(c) 一方、早掘の追肥区では、増収効果は認められないものの、上いも数を増やさずに上いも1個重が大きくなることから、くずいも数減少効果が認められた。、(d) これらのことから、くずいも数を増やさずでん粉収量を増加させる「コナユキ」の窒素施肥法には「コナフブキ」の施肥基準(施肥標準、土壌診断に基づく施肥対応、追肥対応)を適用できる。なお、「コナユキ」に対する基肥増肥および終花期追肥はくずいも数を増やす恐れがあるため、「コナフブキ」と同様に開花期追肥を基本とする。また、泥炭土においては施肥反応が鈍いことから、「コナフブキ」と同様に施肥標準を遵守する。、、
カテゴリ 新品種 施肥 低コスト 土壌診断

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