課題名 | 道産和牛の産肉性と生産牛肉の品質向上手法の開発 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場 |
研究分担 |
肉牛グループ,技術支援グループ |
研究期間 | 完H23~26 |
年度 | 2014 |
摘要 | 目的:牛肉の「風味(おいしさ)」に強く関係すると言われる枝肉中のモノ不飽和脂肪酸(MUFA)割合を簡易測定する技術を開発するとともに道産和牛のMUFA割合の実態を明らかにする。あわせて、牛の血統や飼養環境との関連性について検討を行う。、成果:近赤外線測定の精度向上のため検量線の再作成を行った。15,388頭の枝肉データ(うちオレイン酸割合値を有するもの1,034頭)を用いてオレイン酸割合の育種価を算出した。種雄牛および繁殖牛の育種価の範囲はそれぞれ-4.09~+3.88%、-9.30~+5.61%であった。オレイン酸割合の遺伝率は0.62であり、皮下脂肪厚との間に遺伝相関0.30の中程度の正の遺伝相関があることを明らかにした。枝肉形質の全分散に占める肥育農家の分散割合について、オレイン酸割合は0.14であり、オレイン酸割合とBMS No.に-0.29の中程度の負の相関が見られた。、 |
カテゴリ | 育種 簡易測定 繁殖性改善 |