| 課題名 |
新資材・肥料の特性と肥効に関する試験 |
| 研究機関名 |
宮城県古川農業試験場
|
| 研究分担 |
土壌肥料部
|
| 研究期間 |
完H26年 |
| 年度 |
2014 |
| 摘要 |
<目的>、 新資材・肥料の特性を把握し,水稲栽培への効果的な利用法について検討する。 <成果> 、 PKセーブ1ショットおよびPKセーブ 1 発 25Aにより水稲作においてリン酸減肥しても欠乏症状は見られなかった。PKセーブ1ショットは生育初期から対照区よりも,生育が旺盛で窒素吸収量も多かった。有効茎歩合は低かったため,茎数の割には穂数は少なく,籾数は対照区と同等であったが,登熟歩合が高いため,精玄米収量は多かった。PK25Aは穂数および一穂籾数が対照区よりも少なく,単位面積当たりの籾数は対照区より少なかった。しかしながら,適正籾数の範囲内であり,登熟歩合が高かったことから,精玄米重は対照区と大きな差は見られなかった。、 化学肥料としてのリン酸を減肥したPセーブ10ワンショット,Pセーブ4ワンショットにおいて,たい肥を併用しリン酸を代替した場合,リン酸欠乏は見られず,栽培跡地土壌中の可給態リン酸量も低下しなかったことから,たい肥との併用でPセーブ肥料を用いた化学肥料のリン酸減肥は可能である。、 鶏糞区はリン酸,カリの施肥量が少ないが,稲体リン酸,カリ濃度は慣行区と同等の傾向を示し,生育量と収量についても同等であった。また,トルオーグリン酸及び交換性カリの試験前から2作目後の減少量についても鶏糞区と慣行区に大きな差は見られなかった。PK減肥区との比較では,リン酸,カリの吸収量と濃度に大きな差がなく,収量及び収量構成要素は同等であった。以上より,鶏糞燃焼灰由来のリン酸,カリ成分は化成肥料と同様の施用効果を示し,慣行栽培と同等の収量,品質を得られた。、 農力アップ60kg区はケイカル120kg区にくらべ減数分裂期および穂揃期頃の窒素吸収量が多く,ケイ酸吸収量もやや多く推移した。また,精玄米重および整粒歩合は,ケイカル120kg区と同等であった。ただし,農力アップ120kg区が農力アップ60kg区と同様のケイ酸吸収パターンを示さなかったこと,農力アップ60kg区は無施用区と同等の精玄米重,および品質であったことから,ケイ酸施用による水稲生育への効果は判然としなかった。、 黒ひかり区は土壌中のNH4-Nが7月上旬まで,NO3-Nが8月上旬から9月上旬にかけて緩効性を示し,開花期頃までの窒素蓄積量,乾物生産が慣行区を上回った。開花期以降の窒素蓄積量が少なく,一莢当たり粒数が少なくなったことによって収量が慣行区より低くなる傾向がみられた。大豆作付1年目においては,いずれの試験区でも地力の低下は見られず,作付による土壌炭素の減少量は堆肥施用の有無による差は見られなかった。、
|
| カテゴリ |
水稲
施肥
大豆
鶏
|