暗渠の地下灌漑機能を利用した生産環境の制御

• 研究機関名: 宮城県古川農業試験場
• 研究分担: 土壌肥料部
• 研究期間: 継H23～27
• 年度: 2014
• 摘要: ＜目的＞、地下灌漑が暗渠もみ殻疎水材の劣化抑制や干ばつ年・湿潤年における転作大豆の安定的生産が可能となることが確認されている。今後，乾田直播の水深や有機質土壌の基盤管理，塩害対策など水田の生産環境を維持改善するための多目的活用技術の確立を図るものである。、 本年度は，地下水位が異なる転作大豆ほ場において，地下水位調節による有機物分解速度の違いと地盤沈下抑制効果について検討する。 ＜成果＞、 田面-30㎝の地下水位制御により，田面-30㎝層の有機物分解は抑制出来るものの，田面-50㎝，-70㎝層での有機物分解の抑制は見られなかった。地盤沈下の抑制効果については判然としなかった。、
• カテゴリ: 乾田直播 水位調節 水田 大豆