課題名 | 秋田の顔となる野菜のブランド化と安定生産を支援する新規栽培技術の開発 |
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研究機関名 |
秋田県農業試験場 |
研究分担 |
野菜花き部 |
研究期間 | 新H26~30 |
年度 | 2014 |
摘要 | 目的:ネギとアスパラガスでブランド化に対応した露地野菜類の高品質・安定生産技術の開発を行う。また、トマト、キュウリ、ヤマノイモ、エダマメの労働環境を改善し持続的生産を可能にする施設野菜類の省力・安定生産技術の開発を行う。 成果:1)ネギでは、セル大苗による栽培で、播種期を10月2半旬とし、育苗期の高温管理と、定植後のトンネル被覆の組み合せで、抽苔を抑制して7月上旬に収穫できることが明らかになった。2)アスパラガスでは、ハウス半促成作型に高畝栽培を組み合わせることで、初年目の生育は「ウェルカム」と「ゼンユウガリバー」が露地より茎数の増加が早く秋季まで続いた。3)トマトの夏秋作型では、日射比例制御灌水に早朝、株当たり200mL量を追加する給液管理により、タイマー制御による定量給液と同等の収量が得られた。4)キュウリの耐病性品種の「コレクト」は収量はやや低くなるが、防除回数が削減でき、長期間収穫の可能性があった。5)ヤマノイモ調製作業機を開発し、対象物を両手で把持することが可能になり、労働負荷の大きい腕や手首の反復動作が減少した。6)エダマメでは、アップカットロータリと成型機等を組み合わせたトラクタアタッチ型作業機による播種作業を行った結果、機械播種に適した畝上面の砕土率が高い畝が形成され、マルチの有無に関わらず播種作業が可能であった。 |
カテゴリ | アスパラガス 育苗 えだまめ きゅうり 栽培技術 耐病性品種 トマト ねぎ 播種 防除 やまのいも |