生産環境の変化に対応した園芸作物病害虫防除技術の開発

課題名 生産環境の変化に対応した園芸作物病害虫防除技術の開発
研究機関名 秋田県農業試験場
研究分担 生産環境部
研究期間 新H26~30
年度 2014
摘要 目的:農家等から依頼された病害虫の診断を迅速に行い適切な防除対策を助言・指導する。さらに、メジャー、ブランド野菜病害虫の効率的防除技術および地域特産作物の病害虫防除技術の確立を行う。                                            成果: 1)診断依頼135件について対応。2)ホリバーおよび黄色水盤によるタマバエ類の誘殺数は少なく推移し、実際の成虫の発生状況との関連性は低いものと考えられた。 3)エダマメ「秘伝」の効果の高い防除時期を検討したが、エトフェンプロックス乳剤が低くかった。4)ダイズサヤタマバエに対する防除効果は、ジノテフラン水溶剤が高かった。5)ネギ葉枯病は、発病初期には葉先枯れ病斑が発生し、そこで形成された分生子の飛散により、斑点性病斑の形成が促された。6)ネギ葉枯病の葉先枯れ病斑や斑点性病斑に対しシメコナゾール・マンゼブ水和剤、アゾキシストロビン水和剤およびNNF-0721フロアブル20が、黄色斑紋症状に対してはNNF-0721フロアブル20が防除効果が認められた。7)アスパラガスにおいてツマグロアオカスミカメ成虫は茎葉先端部への、カスミカメ類幼虫は若茎への吸汁害および曲がりへの関与を確認。8)県南から採取したアスパラガス56サンプルのうち37サンプルで疫病菌が検出。9)新テッポウユリの葉枯病はアフェットフロアブル、エコショットの体系防除により、収穫期まで発生を低く抑えることができた。
カテゴリ アスパラガス えだまめ 害虫 大豆 ねぎ 病害虫防除 防除 ゆり

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