課題名 |
無病球根の効率的増産を核とした有望球根切り花の生産流通技術開発 |
研究機関名 |
秋田県農業試験場
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研究分担 |
野菜花き部
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研究期間 |
継H25~27 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:ダリアの急速増殖技術について、挿し芽の効率的方法として、ボトムヒート処理方法並びに補光と施肥方法を検討する。また、挿し芽からの球根生産における日長および温度が球根肥大に及ぼす影響について検討する。 成果:ダリアの効率的な挿し芽方法は、培養液にくみあい液肥2号を1000倍希釈で用い、15℃に加温した培養液に穂の基部を浸した状態で、白熱電球による15時間日長条件下で7日間処理を行うボトムヒート処理で、挿し芽生育が促進された。施肥方法は、育苗土に窒素成分で0.24g/lを混和しておくことで根数と根重が最も優れ、挿し芽14日後に定植可能な苗が得られた。一方、ダリアの挿し芽からの球根形成は、10時間日長下で20℃以下の条件で効率がよく、肥大は16週間後まで続いた。一方、28℃条件下では10時間日長でも球根形成が抑制されたことから、高温条件下では球根肥大が抑制されることを明らかにした。
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カテゴリ |
育苗
栽培技術
施肥
ダリア
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