摘要 |
研究の目的、 生産コストの削減を図るために、水稲湛水直播栽培等の省力技術を導入実証するとともに、情報処理技術を活用して数名のオペレータで効率的に管理作業が行えるようにする。、 大豆、飼料用米、露地野菜について、新品種や新技術を用いて高い生産性の確保を目指す。、 飼料米と稲わらを畜産農家に提供するとともに、得られる堆肥を圃場に投入し持続的な作物生産を実証する。、 畜試では、飼料米等を活用した地域内連携を促進する地域営農システムの実証をテーマとし、青森県は養鶏, 山形県は黒毛和種, 秋田県は酪農との連携を図る。、試験計画、1)籾の膨軟化技術を利用したソフトグレインサイレージ調製・技術、①-a:ソフトグレインサイレージ調製技術現地実証、①-b:搾乳牛用へのソフトグレインサイレージ給与試験、①-c:TMRセンター流通体系を想定した農家現地実証、2)酪農(乳牛)との連携を目的とした稲わら迅速乾燥調製・利用技術、②-a:稲わら迅速乾燥調製技術、②-b:搾乳牛における稲わら給与技術、実績・成果、①-a:能代市常盤に0.9haの飼料用米生産圃場を作成(秋田63号)、 5/27移植, 7/15幼穂形成期, 8/8出穂, 10/15収獲, 10/16加工、 11/11開封調査→pH4.1、①-b:飼料用米の割合が、全飼料中乾物0, 10, 20, 30%となるように、乳量30kg(ホルスタイン種, 体重650kg設定)、 の飼料設計。嗜好性試験を実施し、20%を適正上限値とした。、②-a:能代市常盤に0.8haの稲ワラ収集作業試験圃場を作成(あきたこまち)、 9/24稲刈り(自脱コンバイン, 20cm裁断), 26-28反転, 9/30収集、 反転作業において、1)レーキ→スワースコンディショナー→ロールベーラー体系、 2)テッダー→レーキ→ロールベーラー体系の2体系作成し、作業効率を測定。、②-b:ワラの飼料特性を勘案した、地域未利用資源との組み合わせについて、飼料養分調整を行い、醤油粕との、 組合せが、水分, バランスとも適正と考えられた。、
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