課題名 | 菌類を活用したスギ花粉飛散防止液の高度化と実用的な施用技術の開発 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
森林研究所森林資源課 |
研究期間 | 継H26-28 |
年度 | 2014 |
摘要 | ・子のう菌の仲間であるSydowia菌(Sydowia japonica)はスギおよびヒノキの雄花に特異的に感染して花粉から栄養源を接種した後、雄花を枯死させる特徴を持っている。このことから、本研究では即効性のある新たなスギ花粉の発生源症対策として、Sydowia菌によるスギ花粉飛散防止技術を確立することを目的とした。、・平成26年11月11日に雄花の着生したタテヤマスギ4個体に、12月8日にタテヤマスギ2個体にSydowia japonica の胞子懸濁液※を噴霧機で散布したところ、平成27年1月下旬から雄花の変色が認められ、Sydowia菌の感染が確認された。変色が確認された雄花をカミソリの刃で割って、中を観察してみると菌糸が蔓延しており、花粉粒の崩壊が始まっていた。 |
カテゴリ | 施用技術 |