課題名 | 優良無花粉スギ「立山 森の輝き」普及推進事業 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
森林研究所森林資源課 |
研究期間 | 継H24-28 |
年度 | 2014 |
摘要 | ・平成25年10月に森林研究所の構内にある「立山 森の輝き」の室内ミニチュア採種園3棟から採取した種子生産量と発芽率について調査したけっか、平成25年は約1.2kgの種子を得ることができ、平均発芽率は、53%だった。、・「スカーレット」は光合成有効波長域(650nm前後)を増幅するハウス用のフィルムで生育促進効果あることから、「立山 森の輝き」の1年生苗で生育調査を行った結果、スカーレットで育苗した方が寒冷紗よりもやや成長は早かったが、大きな生育促進効果は認められなかった。、・「立山 森の輝き」の苗木生産の省力化技術を確立するため、市販の野菜用半自動移植機を用いて苗の移植を行い、その活着率や移植に要した時間について調査したところ、スギでもセル苗を用いると半自動移植機で問題なく移植することができることが明らかになり、その活着率は約99%だった。また、従来の手植えの4倍の早さで移植できることが明らかになった。これらの結果から、野菜用半自動移植機は無花粉スギ苗の移植に活用でき、苗木生産の省力化に向けて有望であると考えられた。 |
カテゴリ | 育苗 省力化 苗木生産 |