1 担い手経営を支援する水稲・大豆の安、定生産技術の確立、2)大豆新品種「里のほほえみ」の高品質、 安定生産技術の確立、(1) 「里のほほえみ」の特性を引き出す、   安定栽培技術の確立、    ① 播種時期別栽植密度の検討、

課題名 1 担い手経営を支援する水稲・大豆の安、定生産技術の確立、2)大豆新品種「里のほほえみ」の高品質、 安定生産技術の確立、(1) 「里のほほえみ」の特性を引き出す、   安定栽培技術の確立、    ① 播種時期別栽植密度の検討、
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 作物栽培G
研究期間 新H26~
年度 2014
摘要 目的:平成25年度から現地での栽培が行われている「里のほほえみ」について、播種時期別の適正栽植密度を明らかにする。、成果:5月および6月播種については、設計通りの苗立ちを得ることができなかったため、一部を除いて7月播種の結果の概要を述べる。最大繁茂期の草丈および主茎長は、栽植密度が高いほど大きくなり、茎径は細くなった。青立ち程度は栽植密度が25本/m2以上でやや大きくなった。精子実重は、栽植密度間の差はなかった。これは、株当たりの稔実莢数、稔実粒数は、栽植密度が高いほど減少したが、m2当たりでは差がないためと考えられる。百粒重についても栽植密度間で差はなかった。外観品質は、5月26日播種についてはしわ粒が少ないが裂皮粒が多かった。6月16日播種、7月1日播種の各区については5月播種に比べてしわ粒が多かった。また、栽植密度が高いほど腐敗粒が多くなり、完全粒が少なくなった。栽植密度が高いと降雨後の植物体および子実が乾きにくかったことが考えられる。以上より里のほほえみの栽培においては、栽植密度を増やしても、1個体当たりに着生する稔実莢の数が減り、稔実粒数が減るため収量は変わらない。7月播種の場合、青立ちや腐敗粒の発生、茎が細くなることにより生じる倒伏を防ぐため、栽植密度を15~20本/m2とするのが適正であると考えられる。ただし、本年度は5月および6月播種において設計通りの栽植密度が得られなかったため、再度検証する必要がある。
カテゴリ 安定栽培技術 経営管理 しわ粒 新品種 水稲 大豆 播種

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