| 課題名 |
2 園芸品目における減農薬防除技術の、開発、1)レンコンネモグリセンチュウ防除技、術の開発、 (1) 被害実態の把握、 ② レンコンネモグリセンチュウの、生活環の解明 |
| 研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場
|
| 研究分担 |
生物資源G
|
| 研究期間 |
新H26~29 |
| 年度 |
2014 |
| 摘要 |
目的:レンコンネモグリセンチュウによるレンコン黒皮症およびゆず肌症被害が本県レンコン産地の一部で発生しているが、本県における本種の発生生態は未解明である。そこで、発生圃場における本種のレンコン根部内での個体群動態を調査し、発生消長を明らかにする。また、雌成虫の交尾の有無を調査し、本種の繁殖期を明らかにする。、成果:レンコン細根内での本種の密度は、調査開始期から1000頭/5g(幼・成虫の合計)を超え、極めて高い密度となった。その後、7月にピークが見られたが、8月には減少した。これについては、8月にサンプリングした細根が出根したばかりのものであり、そのために寄生頭数が少なかった可能性が考えられた。齢期の構成割合は、5月・6月は3期または4期幼虫の割合が高く、成虫は7月に最も割合が高かった。孵化直後の2期幼虫は6月に出現し、8月に最も割合が高くなった。9月以降は再び3期、4期幼虫の割合が高くなった。雌成虫の既交尾率は5~7月にかけて高く、8月以降は減少した。卵保有率は6月から上昇し、7月にピークを迎え、8月以降は減少した。以上より、レンコンネモグリセンチュウは3期・4期幼虫または成虫で越冬を行う。そのため、交尾・産卵期は長く、5~7月にかけて交尾を行い、産卵は6~8月にかけて盛期がある。これに伴って6月~8月に新世代の2期幼虫が出現する。新世代2期幼虫は、細根内で成長し、3期・4期幼虫または成虫で再び越冬すると考えられ、年1回の発生と推察された。
|
| カテゴリ |
病害虫
農薬
繁殖性改善
防除
れんこん
|