2 園芸品目における減農薬防除技術の、開発、1)レンコンネモグリセンチュウ防除技、術の開発、(3) 被害拡大防止対策の確立、 ① 侵入経路の解明、    イ レンコン圃場の雑草における、寄生状況

課題名 2 園芸品目における減農薬防除技術の、開発、1)レンコンネモグリセンチュウ防除技、術の開発、(3) 被害拡大防止対策の確立、 ① 侵入経路の解明、    イ レンコン圃場の雑草における、寄生状況
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 生物資源G
研究期間 新H26~29
年度 2014
摘要 目的:レンコンネモグリセンチュウによるレンコン黒皮症およびゆず肌症被害が本県レンコン産地の一部で発生している。ここでは、周辺雑草での本種の寄生を調査し、侵入拡大経路を明らかにする。、成果:本田内ではミズアオイ(ミズアオイ科)、ミズハコベ(アワゴケ科)で、本田畦畔際ではアゼガヤ(イネ科)で、休耕田内ではタイヌビエ、イヌビエ(以上、イネ科)、ヒデリコ、タマガヤツリ(以上、カヤツリグサ科)でレンコンネモグリセンチュウの寄生が確認された。特に、本田内で自生するミズアオイでは、他の雑草と比較して寄生頭数が多く、6月~10月にかけて寄生頭数の増加が見られたことから、本種の増殖源になっている可能性が示唆された。なお、各雑草から分離されたレンコンネモグリセンチュウの齢期は2~4期幼虫、成虫と様々であった。以上より、レンコンネモグリセンチュウは多種の雑草に寄生(侵入)することが明らかになり、これらの雑草が本種の増殖源になっていることが示唆された。また、被害圃場周辺では、除草後の雑草が畦畔等に放置されることもあり、これらの雑草から線虫が降雨などによって流出し、被害が拡大する可能性が考えられた。このことから、被害の拡大防止に向けては、本田内および圃場周辺の雑草を除去することで増殖源を排除し、除草後の残差を適切に処理することが必要と考えられる。
カテゴリ 病害虫 あわ 雑草 除草 農薬 防除 れんこん

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