環境対策に向けた育種の研究

課題名 環境対策に向けた育種の研究
研究機関名 群馬県林業試験場
研究分担 森林科学係
研究期間 完、H22-26
年度 2014
摘要 目的:スギ花粉による花粉症患者が増え続けている中、花粉症対策スギ種子の普及が始まり、花粉発生源減少への期待が高まっている。花粉症対策種子の安定供給及び良質な種子生産を確保するため、品種毎の形質特性について調査・研究を行う。、成果:早期に種子供給が可能なミニチュア採種園を造成し、採種木の着花特性、種子生産量、発芽率の各形質について調査したところ、雄花着花量、種子生産量については遺伝的な支配が大きいことが分かった。雄花着花指数の低いクローンとしては利根6号や周南1号など、雌花着花指数が高く、種子生産量の多いクローンとしては河沼1号や久慈17号など、発芽率の高いクローンとしては秩父10号や足柄下6号などであることが明らかとなった。今回得られたクローンごとの形質特性の結果を採種園の構成に活かすことにより、花粉症対策苗木の安定生産と品質向上につながることが期待できる。
カテゴリ 育種 環境対策 品種

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